二十八

お誂えの流れ

 

お誂えの流れ
 

1.コンタクト

 着物を着てみたいなと思われたら、まずはお問い合わせフォームやお電話からお気軽にご連絡ください。着用シーンからのご相談でも大丈夫ですし、ご希望のお着物について雑誌などからお教え頂いても大丈夫です。



2.ヒアリング

 お客様のご希望、お好みに合わせて、プロフェッショナルの知識と経験に基づき様々なご提案を致します。お客様からも、「上品かつ、さりげなく豪華な刺繍を入れてほしい」、「持っている袋帯にコーディネートして着物を染めてほしい」などリクエスト頂けましたら幸いです。併せてご予算もご遠慮なく仰ってください。この段階でご一緒してお決め頂くことは下記の4点です。

1.商品の種類(訪問着や付け下げなど)

2.柄:デザイン

3.地色:ベースカラー

4.着物の寸法:サイズ


5.お見積もり金額(価格幅あり)

 よくご質問いただきますが、お客様がご注文に際して、明確なイメージをお持ちになれなくても大丈夫です。イメージの大枠をお伝え頂き、あとは楽しみにお待ちくださるのが一番です。商品を作るのは熟練の職人達で、それぞれが作業工程で誠実に検討を重ねながら進めてまいります。




3.下 絵

 ヒアリングで方向性が決まったら、職人が下絵のあたり(ラフスケッチ)を描きます。お客様のご希望に沿ったデザインが初めて世に生まれますので、そこで再度お客様にご確認頂きます。この段階では修正が可能なので、柄のボリューム、花の雰囲気、全体のバランスなども調整できます。下絵のあたりについて、お客様にご了解を頂けたら下絵の本番を描いて行きます。


4.最初のご入金
 下絵が完成して、実際の生地を染める時点で、最初のご入金をお願い致します。お見積もり金額の40%を目安としております。

5.染め上がり

 お客様に染め上がった段階でご確認頂きます。ご希望通りの染め上がりとご納得頂けましたらお仕立てに進みます。


 万が一、この時点でどうしてもお気に召さないという場合は、再度お染めします。


6.納 品

 仕立て上がったお品物をお納め致します。全国各地へ京ごふく二十八が直接お届け致しますし、ご希望によって宅配も承ります。納品後2週間以内にお振込にて残金のお支払いをお願い致します。


 納品までの期間は、下絵の本番に入ってから納品まで概ね3〜6ヶ月をお願いしております。ご着用日がお決まりの場合はお申し付けください。


 

 弊社でお納めさせて頂いたお着物の寸法は、お納めから半年以内を目安に、無料にてご寸法直しを承ります。とりわけ、男性のお客様は着付けによるサイズ調整が難しく、着付けや丈もお好みによりますので、フィードバックが必要です。お客様に、ご着用後も長く満足して頂けますよう、京ごふく二十八ではきちんとした対応を心がけております。ご遠慮なくお申し付けくださいませ。



 

ご注文される前に

1.訪問着、付け下げが初めての方へ

 訪問着や付け下げをご用意される時の基礎知識について書いた記事です。お洋服ご購入とは様々な違いが御座いますので、ご参考になれば幸いです。

記事:着物を誂える前の基礎知識

 


2.ご予算

 職人が手掛けた最高級の着物や帯というのは、京ごふく二十八ができる限りリーズナブルにご提供したとしても、決してお安いお買い物では御座いません。お着物は初めての場合、付属品も多いものですから、必要なアイテムをご検討して、トータルでコストを下げることも可能です。お手持ちの品々と合わせて、ご遠慮なくご相談くださいませ。


3.買わないという選択肢

 お着物がお好きな皆様にとって、新しい品物をお買い求めになることは大きな喜びと思います。ただ、せっかくお買い上げ頂くのならば、長く手元に置いて愛し続けられるお品物をお求め頂きたいと願います。振袖などでしたら、ご購入されるよりもお母様の振袖を仕立て直すなどされた方が、プロから見てもずっと良いお品物を楽しめる場合が多々御座います。

 ですから、京ごふく二十八では、お客様がお求めになりたいというお気持ちは大切にしながらも、お手持ちのお着物などとの兼ね合いで、「買わないという選択肢」も大切なことと思っております。もし迷われた場合は、お気軽お声掛けくださいませ。

 

 

4.着物は流行よりも品質を

もしお洋服とお着物のお買い物の仕方で区別をお伝えするならば、全般に『お洋服は品質よりも流行をお楽しみになる』場合が多いものですが、着物の場合はお手元に何十年となく置いておくものですから『一瞬の流行よりも品質を優先してもらいたい』と思います。人によってはお着物をただ眺めて楽しむという方もおられるぐらいです。品質が伴わなければあなたの眼を満足させ続けることはできません。

現代は物を持たない時代とされています。そんな時代にあって、お着物をお買い上げになろうという方は、人生の大切な節目をお着物姿で彩りたいと思っておられます。

そんな皆様にお薦めしたいのは、やはり熟練の職人が手を掛けて作り出した本物です。京友禅に限っても、浅い染めで色が冷めたようなお着物は味わいが足りません。手描き友禅であってもゴム糸目より糊糸目(もち米)の方が、出汁の効いたお料理のように滋味深さを楽しめるものと私は感じます。糊糸目を知っている職人は口を揃えて同じように話します。

 

お着物に初めて親しむ方が商品の目利きをして、その細やかな差異を感じるのは確かに難しいものがありますが、将来、たくさんの品物をご覧になった後で「最初の頃は何故あんな着物を買ってしまったんだろう」と思われてはいけません。だからこそお客様の代わりにちゃんと目利きをするのが呉服店です。製造工程の管理から、着物としてのセンス、品格までを保証して着物をプロデュースし、価格の妥当性も含めて販売するのが呉服店のあるべき姿です。

一枚の着物にお蚕様2000〜3000頭もの命を頂かなければなりません。余談ですが、私が考えるに、それだけの殺生をするからには呉服業界は必要のない無駄な着物を作るのはやめて、必要十分で上質の品物だけを作って行くのが適切な道だと思います。

時々、お母様のお着物を、お嬢様にお譲りするお手伝いをさせて頂くこともありますが、素晴らしい品々が揃えておありだと、呉服屋としても嬉しくなりますし、お母様、お嬢様もどこか誇らしげです。良い品物は時代を経ても伝わる価値があります。

 


 

ハイ・クオリティ

 

 京友禅の品質は、消費者の皆様にとってわかりにくいものではありますが、歴然とした差があります。京ごふく二十八では全ての商品が最高品質であるように保証します。日々、職人の仕事場に出入りしている二十八だからこそ、お誂え主さまにピッタリの具体的なご提案が可能です。同じ分野の職人であっても、その中で得意な技術は異なるのですが、どの職人に何を依頼するか決められることが二十八の強みです。ここでは少しその職人技をご説明します。

 

1.下絵(デザイン)

 着物を作る上で完成品の良し悪しを決定づける、最初の一番大切な工程は「下絵(デザイン)」です。二十八の頼る職人さんはデッサンが上手く、筆を使って描いているため、線に勢いと流れを生み出します。この下絵こそ、全ての土台にあるもので、下絵の後に作業をする各ベテラン職人の技術も、この下絵があってこそ活かされるのです。

 

 

2.糊糸目

 生地の上に、糊糸目(のりいとめ:もち米、ぬか、蘇芳)によって柄の輪郭線を描きます。糊糸目は赤い色、もしくは墨色をしています。糊糸目による商品は、京友禅全体の中でも0.2%程度しか生産されていないと推察されます。一般的には手描きでもほとんどの商品はゴム糸目(水色の輪郭線)ですが、二十八は糊糸目による、むっくりした染め上がりが最も味わい深いと考えます。

 

 

3.友 禅 

 友禅とは、防染糊で囲まれた柄の部分を染めることです。挿(さ)し友禅とも言います。糊糸目で作られると、この柄の色も深い色味になります。花や葉はぼかし染めにすることが多いですが、ぼかし染めは通常の染めに比べ4〜5倍の時間が掛かるものです。それでもぼかし染めを使うのはその染め上がりがとても上品になるからです。

 

 

4.引き染め

 京友禅の地色(ベースカラー)を刷毛で染める技法で、色に圧倒的なツヤとコクが出ます。また引き染めであれば、霞などを表現するぼかし染めができるため、柄の背景に奥行きを演出してくれます。二十八の頼む引き染め屋さんはこのぼかし染めが最高に上手い職人さんです。

 

 

 

5.金 彩

 金を彩ることで、着物を華やかにするとともに、キリッと引き締める効果があります。金彩の前後では大きく雰囲気が変わり、グッと完成品に近付きます。二十八では、絵心に加えて創意工夫を続ける気骨ある職人さんに依頼しているので、金彩による多彩な表現が可能です。

 

 

6.刺 繍

 京ごふく二十八では刺繍を非常に重要視しています。お誂えだからこそ、刺繍によってさりげなくも圧倒的な高級感を演出します。京都のベテラン職人による手刺繍を、リーズナブルにお届けします。

 

 

 

クオリティ、6つのお約束

京ごふく二十八の品質に対するお約束です。京ごふく二十八では、商品の品質に最も力を入れております。

 

1.お誂えは手描きの京友禅です。

2.糊糸目を使用します。

3.色無地も含めて引き染めを採用します。

4.刺繍は京都の手刺繍で、上品かつ華やかに入れます。

5.お客様のご注文によってお誂えした商品は、1点限りの制作です。生地に描いた下絵は、染める過程で消えてしまいますし、紙に書いた場合はお品物と一緒にお納めします。

6.ご希望があれば、制作過程の写真もお撮りします。(※職人、作業工程との兼ね合いでお受けできない場合もございます。)

 

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