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プロでも知らない!【訪問着と付け下げ、本当の違い】

訪問着と付け下げの違いについて、お悩みの方は大変多いもの。皆さんもお困りになったことがおありと思います。何しろ販売している呉服屋であっても、その違いを詳しく突っ込まれるときちんと説明できないのですから仕方ないことです。

本格的な着物を初めて買おうと思われた方々の多くは、「まず訪問着でも1枚買おうかしら」とお考えになられることでしょう。お呼ばれのご結婚式やパーティへのご参加が、訪問着購入のきっかけになる方は多いと思います。また、お子様の七五三や入学式などを中心にお考えになったり、茶道をされている方の場合は付け下げというお考えも出てくるかも知れません。

でも、はたと立ち止まって

「そもそも訪問着って何?付け下げってどんな着物なの?」

とお考えになって、インターネット検索をされたことはないでしょうか?

ところがそのインターネット上にも、私が調べる限り、100%正解と言える答えは書いてありませんでした。せいぜい60〜70%の正答率といったところでしょうか。当たらずしも遠からず、靴を履いたまま足の裏を掻いている感じです。

着物のプロの答えがそのようなわけですから、あなたが悩まれても当然ですし、このページをお読みくだされば、今後訪問着と付け下げの違いでお困りになることはありません。また、なぜ呉服屋が訪問着、付け下げを間違って呼び表しているのかが分かります。

長い文章なので、先に答えだけを知りたいという方は、

解答【訪問着と付け下げの違い】

の項目をご覧ください。

なお、ここで一つの前提条件として、この記事で述べる着物は「付け下げ〜訪問着まで」のフォーマルな着物についてです。これらの着物は、染める時点で袖、身頃、衿など、パーツごとに色柄を染め分けた品物のことです。ですから、例えば「柄が軽い」と書いてあっても、小紋などは含まず「フォーマルな中では軽めの柄」という意味でご理解いただければ幸いです。

 

どこかで耳にしたことがある「訪問着と付け下げの違い」

呉服屋とお話をされたことがある皆さんの中には、訪問着はこういうもの、付け下げはこういうもの、という定義を耳にされたことのある方々がおられることでしょう。それはちょうどこんな内容かも知れません。

付け下げとは(一般論)

・訪問着よりもカジュアル。

・柄付けが飛び飛びで、柄が縫い目をまたがらない。

・反物で売っている。

・八掛がないので、別の生地で八掛を染める必要がある。ただし共八掛といって、同じ生地に柄も染められて一緒に売られている商品もある。

・制作途中、反物にハサミが入ることはない。

・柄は様々でカジュアルな商品もあれば、仕立て上がると訪問着のようになる商品もある。

・反物状態なので、どこが身頃でどこが袖なのか分かりにくい。

・専門呉服店での価格は、仕立上がりで40〜50万円がボリュームゾーン。

・全ての柄が反物幅いっぱいに描かれている。

 

訪問着とは(一般論)

・付下げよりもフォーマル。

・柄が豪華で、縫い目をまたがって柄付けされている。(「合い口が合う」と言います)

・胸の柄と衿の柄、身頃と袖の柄なども繋がっている。

・右肩の後ろと、右袖の後ろで柄が繋がっている。

・着物の形(仮絵羽)で売られている。

・八掛が表地と同じ生地で染められてあり、仮絵羽に縫い付けられている。

・八掛に柄がある。

・帯で隠れるような部分まで柄がある。

・製作される際に一度下絵羽(着物の形に仮縫い)され、下絵の位置や合口(縫い目の柄)を調整してから反物の形状に縫い直して染めている。そのためその分だけ染める価格は高くなる。

・着物の形で販売されているので、羽織っただけで柄が似合うかどうか分かりやすい。

・専門呉服店での価格は、仕立上がりで80〜200万円がボリュームゾーン。

・柄付けはフォーマルっぽいものが多いが、簡単な柄付けの商品や、モダンでドレッシーなカジュアル寄りの訪問着もある。

・柄が反物の端から一寸ぐらいは染められていない。これは絵羽(着物の形)にして販売されている状態だと縫いこみ部分に柄が必要ないため。もちろん実際仕立て上がっても中に隠れる部分の柄がない状態。またメリットの一つは付下げのように反物幅いっぱいに柄が描いてあると、地色によっては縫いこみ部分の柄が表地にうつる場合もあるが、訪問着の柄付けの場合はその心配が軽減される。

 

以上が、訪問着と付け下げの見分け方として、一般的に耳にする事柄かと思います。一般的な呉服屋で、詳しい人達でも話せるのはこのぐらいのことかなと推察します。

 

訪問着と付け下げの違いをお伝えする前に。

必要条件、十分条件の観点

ちょっと変なことを書きますが、

「日常的にハンバーガーを食べて、コーラを飲む人は全員アメリカ人です」

と言われるといかがでしょうか?

確かにアメリカの方々は何となくハンバーガーやコーラが好きそうなイメージはあると言えるでしょう。しかしながら、全アメリカ人がそうかと言えばそんなことはないでしょうし、アメリカ人の中にはベジタリアンやビーガンなど、ハンバーガーを食べない方々も当然おられます。さらには日本人や世界中の人達の中にも毎日ハンバーガーやコーラを口にする方々もおられるでしょう。

少しおバカな質問に聞こえるかも知れませんが、これを訪問着と付け下げの違いに置き換えてみると、

ハンバーガーを食べる人 = アメリカ人

ということと同様に

八掛にも柄がある = 訪問着

だと言えば、その違和感をご理解いただけるかも知れません。小学校の算数で出てきた必要条件、十分条件と同じ考え方です。

 

呉服屋が訪問着と付け下げの違いを説明できないわけ

実際、私がこれまで多くの業界人と接して来て、ちゃんと理解している人、若しくは突き詰めて考えている人は決して多くありませんでした。私が申します“突き詰めて考えた”という事は「製造、流通過程を含めた訪問着、付け下げとは何ぞや」という答えをつかんでいるという事です。

これが呉服屋にとっても難しい理由は、製造、流通のことにタッチできないからです。呉服業界では流通も分業になっていて、製造現場と販売現場は心理的に非常に遠いところにあります。この製造現場のことを理解せずして、訪問着と付け下げの違いが分かりにくくなってしまった原因は解明できないからです。逆も然りで、製造の方々であっても、販売現場を知らずして、訪問着と付け下げの違いを解明することはできません。

ですから呉服屋も決して悪気があるわけではなく、ただ製造を知らないということと、ベテランの先輩から教わったこと以上に突き詰めて考えたことがないだけなのです。

これから書いて行くことは、私自身が非常に強く疑問を持ち続け、質問を重ね、結論ににじり寄って来た課題と現段階での結論ですので、是非皆さんにもお伝えしたいのです。その答えを、皆さんにもご理解頂き、世の呉服屋さんに問うて下さったらとても興味深いご感想を持たれる事と思います。

何しろ訪問着と付け下げでは2〜3倍は価格差があります。この差がどこにあるのか呉服屋に説明を求めても、もし十分な答えが得られないとすれば、お客様のお立場からしても納得いかない部分もあるのではないでしょうか。よく耳にする

「やっぱり良い品物は高いですから。」

という答えで納得できる御方もいらっしゃるでしょうが、私は納得できかねます。

 

もしあなたが呉服店に訪問着を買いに行ったら。

では、呉服屋でのこんなシチュエーションを覗いてみましょう。

 

お客様「あの〜、初めてお伺いするんですけど、訪問着が必要なのでちょっと見せてもらって良いですか?」

呉服屋「有難うございます!もちろんです。訪問着はこちらにたくさん御座います。」

→絵羽の(仮縫いで着物の形になった)訪問着がたくさん並んでいるところへ案内される。

呉服屋「ただいま新しい商品がたくさん揃っていますので是非色々と広げてご覧ください!またお気に入りの訪問着を羽織って頂けましたら、柄の雰囲気などもよくお分かり頂けると思います。」

→ いくつか訪問着を羽織ってみる。

お客様「有り難うございました。実際羽織ってみると私には柄も大き過ぎるようですし、柄行が好みではないんですよね。あと申し上げにくいんですけれど、ちょっと予算オーバーなんです。」

呉服屋「左様でしたか!それは誠に申し訳御座いません。では付け下げで探して参りますので、もう少しだけお時間を頂いても宜しいでしょうか」

お客様「時間は大丈夫なんですけど、今回探しているのは訪問着なんです。」

呉服屋「有り難うございます。はい、承知しております。実は付け下げと申しましても仕立て上がると訪問着と変わらない柄付けの品物もあるんです。ただいまお持ち致します!」

→販売員が訪問着のような柄の付下げを広げる。

お客様「あら、本当!訪問着にも負けない豪華な柄ですね!でもこれは付け下げなんですよね?」

呉服屋「はい、確かに付け下げなんですが、これだけ豪華な柄付けがされているので訪問着としてお召しになって大丈夫なんです!いわゆる付け下げ訪問着という商品です。」

お客様「付け下げ訪問着???。そうなんですか?じゃあ訪問着と全く同じに考えて良いんですか?」

呉服屋「え〜、そうですね〜。ただ、こちらの付け下げには八掛がないので、別の生地で染めた八掛を合わせて仕立てなければならないのです。そのぐらいの違いでしょうか。。。」

お客様「なるほど!あら、でもこちらの共八掛(ともはっかけ)って書いている豪華な付け下げ訪問着の場合は、訪問着と何か違いがあるのかしら」

呉服屋「あ〜、そうですね、、、、確かにこちらの八掛は、表地と同じ生地に柄を染めているので訪問着と全く変わらないですね。。。ただ、反物で売っているので付け下げなんです。」

 

大体このぐらいになってくると呉服屋が話を上手に逸らすか、お客様も呉服屋がよく説明できない事をあまり尋ねたら悪いかなとご遠慮される場合が多いですが、せっかくなのであえて突っ込んで尋ねてみましょう。

 

お客様「でも柄はそんなに変わらないのに訪問着が100万円で、こちらの付け下げ訪問着は50万円じゃない。どうしてそんなに価格が異なるの??だいたい仕立て上がってどっちが付け下げで、どっちが訪問着だなんて普通の人にわかる??」

 

以下、呉服屋の解答パターンです。

呉服屋「こうして着物の形になっているのでその分の仕立て代などが高くなるんです。」

「下絵を描く段階で一度下絵羽といって着物の形に仮縫いをして柄の調整などをしているから高いんです」

「こうした訪問着は良い染屋さんが作っていますから!」

「金の加工が多いでしょう。刺繍も若干多いですからこちらは訪問着です。」

「訪問着は染の加工もちょっと凝っているでしょう!」

せいぜいこのぐらいが呉服屋の段階で答えられる内容だと思います。しかしながらこのぐらいの答えでは、現在染屋として仕事をする私から考えてもそれほどの価格差には絶対になり得ませんし、訪問着と付け下げの区別方法としてはすっきりしません。

 

この辺りまでを振り返って、皆さんのご感想は如何でしょうか。

「実は付け下げと言っても仕立て上がると訪問着と変わらない柄付けの品物もあるんです。」

「はい、確かに付け下げなんですが、これだけ豪華な柄付けがされているので訪問着としてお召しになって大丈夫なんです!いわゆる付け下げ訪問着という商品です。」

なんていう販売員の言葉は、呉服屋で訪問着や付け下げをお探しになったことのある女性であれば、きっと耳にされた事もあると思います。ただ反物で売っているか着物の形をして売っているかだけの違い、制作がちょっと凝っているだけの違いで、価格が大きく異りますし、仕立て上がればその区別たるや極めて難しいものです。

これは私自身、呉服屋として働き始めた当初は、お客様に何度も付け下げと訪問着の違いをご説明申し上げながら、自分の中でも消化しきれない問題だったのです。しかし問題を解決するため何度も産地や職人さんを訪ねる旅を続ける中で、呉服屋として3年目ぐらいにようやくその答えにたどり着きます。

長く述べて来ましたが、いよいよ訪問着と付け下げとの違いについて、解答をお伝えします。

 

解答【訪問着と付け下げの違い】

さて、二十八の考える「訪問着と付け下げの定義」を書きますと

 

仕立て上がった状態で、

訪問着は「豪華な柄のフォーマル着物」

付け下げは「控えめな柄のフォーマル着物」

 

というだけです。フォーマル着物という点は重なっていますから、「訪問着は柄が豪華、付け下げは柄が控えめ」と書いても正解です。

「いやいや、簡単すぎませんか?」という声さえ聞こえてきそうですが、シンプルな真実だからこそ、購入場面や着用シーンでも強い味方になってくれるのです。

この定義を持っておいてくだされば、訪問着と付け下げの違いについて、訪問着や付け下げをお買い求めになる時も、さらには実際にお召しになる時にもお困りになることはありません。一番最初に書いた様々な訪問着と付け下げの条件、八掛があるとか無いとか、柄が繋がるとか繋がらないとか、そうしたことには一切関係ないと考えてくだされば大丈夫です。もちろん9割の訪問着には八掛に柄があるかも知れませんが、そこを判断基準にすると迷います。柄が豪華か控えめかを基準にすれば迷いません。

購入する場合でも、反物か絵羽かに関係なく、訪問着を求めるのであれば柄の豪華な着物を選べば良いですし、付け下げの購入であれば柄の控えめな着物を選べば良いのです。「柄が控えめ」という表現もご理解しにくい方はおられると思いますが、柄の量が少なめ、柄の格調がそこまで高くない、フォーマルな着物の中でもややカジュアル寄りという意味合いの言葉です。

前提として書いてある「仕立て上がった状態で」ということも大事なポイントとなるのですが、なぜ、上記の訪問着と付け下げの定義が最も効果的なのかを説明して行きます。

 

販売前と販売後で、付け下げと訪問着の定義を変える必要がある。

なぜ、上記の訪問着・付け下げの違いに関する定義が有効かと言えば、現在、皆さんが混乱される原因の一つは、「販売前と販売後で訪問着、付け下げの定義が変えなければならない」からです。つまり「呉服屋で販売されるまで」と「お客様のタンスに入ってから」を分ける必要があるのですが、呉服屋で販売する人間もこれを明確に認識していないので、分からないままに販売しています。

これだけでは何のことかお分かりになりにくいですので、ご説明します。

 

呉服屋の店頭まで

呉服屋の販売員が訪問着と呼ぶ商品は、“販売”時点で仮絵羽(かりえば:仮縫いして着物の形)をしている商品のことです。

呉服屋の店頭で「訪問着をください」といえば、仮絵羽された商品を見せられます。そのため柄のフォーマルかカジュアルかによらず、訪問着をご所望になったらば、まずは反物状態である付け下げは出てこないのです。

ところが上に書いた通り、訪問着のように豪華な柄の付け下げの反物もありますから、ここが皆さんの混乱されるところです。何しろプロの呉服屋からしましても、仕立て上がってしまえば元々その着物が訪問着として仮絵羽をされて売られていたか、はたまた反物状態で売られていたのか絶対の判断は出来かねます。せいぜい柄が軽めだから付下げだろうとか、八掛が同じ生地で柄も描かれているから訪問着だろうなどという推測の域を出ないのです。

だからこそ「呉服屋で販売されるまで」と「お客様のタンスに入ってから」を分けて考える必要があるのです。

 

お客様のタンスに納まった後

お客様が着物を所有されてから重要なのは、柄が訪問着のようにフォーマルなのか、付け下げのようにちょっと軽い柄付けなのかという事です。呉服屋で売られていた時に仮絵羽で着物の形をしていたか、反物状態で売られていたかという事は全く重要ではないはずです。

豪華でフォーマルな柄であれば元々反物として売られていても訪問着としてお召しになれば良いですし、軽いめの柄付けならば付け下げとしてお召しになれば良いわけです。ですから呉服屋でお求めになる場合、「呉服屋が仮絵羽なので商品を訪問着と呼んでいるか、反物なので付け下げと呼んでいるか」はお気になさらずに、「柄付けが重いのか軽いのか(フォーマル度)」で判断される事が重要なのです。

結婚式に「訪問着で来て」と言われれば、重い柄付けのフォーマルな着物を着れば良いですし、お茶会に「付け下げで来て」と言われれば軽い柄付けの着物をお召しになれば良いのです。

 

まとめ

訪問着と付下げの違い、いかがだったでしょうか?

この記事を読んでくださった皆さんは、今後、ネット上の訪問着と付け下げの違いに関する様々な記事を読めば、「この書いた呉服屋さんは、絵羽の品物を訪問着として認識しているのだな。だから反物にも訪問着みたいなものがあると書いているのだ」とか、「付け下げは縫い目で柄が繋がらないと書いている割りには、写真で出している付け下げは柄が繋がっていて、結局、訪問着と付け下げを混同しているのだな」といったことが分かるようになると思います。

 

仕立て上がった状態で、

訪問着は「豪華な柄のフォーマル着物」

付け下げは「控えめな柄のフォーマル着物」

 

あまりに簡単すぎるようなお答えですが、得てして真実はシンプルなものです。訪問着は仕立て上がった状態で豪華な柄であれば、着用する段階で訪問着として通用しますし、付け下げも同様です。着用段階で八掛に柄があるとか無いとか、肩や胸の柄が繋がっているとか繋がっていないなどということは、訪問着と付け下げの区別には無関係だと言えるでしょう。

いちいち八掛に柄があるかないか、右肩後ろと袖の柄が繋がっているかどうかを確認してから、「あぁ、あなたが着ているのは訪問着ね」と言うのが正しいとは言い難いでしょう。パッと見て豪華なら訪問着として通用しますし、出ずいらずの控えめな印象であれば付け下げとして通用するのです。

パッと見て分かる判断基準こそ、皆さんが最も使いやすい判断基準です。

以上の点をご留意いただき、訪問着、付け下げをより良くご活用ください。着物を愛する皆さんのご参考になれば幸いです。もしご質問がありましたらいつでもどうぞ。

 

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この記事を書いた人
原 巨樹 (はら なおき)
原 巨樹 (はら なおき)

職人の後継者育成を目指し、2014年に京都で二十八を創業。京職人とのネットワーク、お客様とのコミュニケーションを通じて、世界でただ一つの着物をプロデュースできることが強み。 日々、呉服業界のグランドデザインを変えて行くために、京都、東京を中心に仕事をしています。

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京都でベンチャーの高級呉服店を経営。1980年生まれ、元海上自衛官。

Photo by HAL HOSHINO