京ごふく二十八で一流を目指しませんか。
仕事人として、さらには人間として。
仕事選びは生き方選び
京ごふく二十八では、仕事を選ぶことは、生き方を選ぶことだと考えています。株式会社二十八は小さな会社ですから、一般的な常識から見れば、確かに将来が安定しているとは言いきれません。
しかしながら、2014年の創業から、高級呉服の世界でどんどん新しいことにチャレンジを重ね、京ごふく 二十八は呉服業界において「圧倒的な希望と可能性」に満ちあふれています。この点においては日本で1番の呉服屋だと自負しています。
何のために仕事をするか
あなたは何のために仕事をしようと思っていますか。
京ごふく二十八は、素晴らしい現役職人たちに報い、その後継者を作りたいと代表の原が決意して始まった会社です。職人文化を発展させるためには、歴史ある着物文化、日本文化をビジネスとして発展させねばなりません。
ひいてはそれが日本の役に立つことであり、日本が国としてしっかりすれば必ず世界に貢献できると考えています。
単に綺麗な着物をセンスよく販売するのが二十八の仕事ではなく、商売を通じて職人仕事や日本の価値を日本人と世界の人たちに伝え、商売の発展を通じて日本を発展させるということが我々の仕事です。
そのことを働いている時だけでなく、日々の中で一瞬たりとも忘れずに、常にその志を胸に秘めて邁進してもらいたく、お願いいたします。
どのように仕事をするか
二十八では、仕事を通じて「人間を高める」ことを何よりも大切にしています。
人生が終わる時、あなたが生きた爪あとをこの世に残せるかどうか。
もしあなたが仕事人生を終える時、あなたが人間的魅力に欠け、長いだけのキャリアや肩書きしかなかったとしたら、仕事を辞めた後は、あなたの周りから人は去ってしまうことでしょう。
二十八に勤めてくれたら、あなたには決してそんな人生を送らせません。
着物の販売をするためには人間の成長が必要で、日々、人の役に立つことでそれを培います。着物の専門的スキルを生かしてお客様のお役に立ち、さらには着物の販売とは関係のないところで、何をすればお喜び頂けるのかを考えてほしいと思います。
人間として育つ、生涯かけて
「裏を見せ、表を見せて散る落ち葉」と良寛さんがおっしゃったように、裏表ない人間になることが何よりも大切なこと。
さっきまでブスッとした顔でふてくされていた人が、いきなりお客様の前でニッコリ笑顔になったところで、そんな笑顔は見透かされます。人間というのは不思議なもので、対面しただけで、なんとなく相手が機嫌の良い人なのかどうかがわかってしまうのです。
だからこそ、常日頃、道ゆく人にも親切に。もしあなたが二十八のスタッフになったならば、コンビニでレジを打ってくれる方を、自分の大切な人と思うぐらいの気持ちで接してもらいたいと思います。レジでぶっきらぼうにお金を払う人に人間力は身につきません。二十八のスタッフには職場を離れても、どんな場所でも気持ちよく「ありがとうございます」と言ってもらいます。
さらに言えば独りを本当に慎しむことができれば、強い人間の芯を持つことができます。
当然、代表の私、原巨樹も向上を目指す毎日です。2020年の4月から、毎朝休まずに、冷水シャワーを浴びることを日課としてきました。過去の厳しい状況をくぐり抜けてきた日本の先人に思いを馳せるためです。
まず志を立てる
素晴らしい日本人の中でも、吉田松陰さんは素晴らしい教えを数多く残しました。それを要約するとわずか3つに絞られて、それを三端(さんたん)といいます。簡単に書くと、
・志を立てて、万事の源となす。
・よき人との交流を選び、仁義に尽くす。
・聖賢の書物に学ぶ。
今の日本人では第一の「志を立てる」という時点でつまづきます。小学校から大学まで教育機関に通いながら、志ひとつ持てていないとしたら、学校に行った意味はまったくないのではないでしょうか。歳を重ねてから志を持っても遅すぎるということはないのですが、それでも若くして志をもって、人生を積み上げられたら、本当に遠くまでたどりつくことができるはずです。
私は防衛大学校や海上自衛隊での教育、歴史の本などをつうじて、この志を持つことができました。
こんな話は聞いたこともないという皆さんもたくさんいらっしゃることでしょう。当然、皆さんが私と同じような志を持ってはいないと思いますので、この志を私があなたに伝えます。そして同志になってもらいたいと思います。ただ、そういう志を持ちたいという意欲のある人に二十八へ入社していただきたいのです。
それが二十八で働くことの根源的モチベーションになります。
最高の職人がつくる着物や帯を通じ、日本の役に立つことで価値ある人間となり、生きた意味のある人生をまっとうするのです。
最後に
京ごふく 二十八では、そのように人間を高めて、より良い人生を送りたいと考える人たちと一緒に仕事がしたいと思います。二十八が目指すのは、幕末に海外の人たちが来日した時に、世界をおどかせた日本人が集まるような会社です。清潔さ、人に親切で、子供を大切にする、笑顔を絶やさない、それでいて武士のような極めて誇り高い人たちがいる。そんな世界に誇れる国民性の人間が集まった会社を目指します。そこには日本人という限りはなく、海外の方であっても、同じ高みを目指したいという方は大歓迎です。
京ごふく 二十八は小さな会社ですし、まだまだ力不足です。でも、そんな二十八だから、自由に前向きに働きたい人には最高の環境だと思います。会社の制度も皆さんが働きやすいように設計していきます。
特に真剣に生涯の価値ある仕事として取り組みたいという熱意ある方には、いくらでも働ける環境をご用意します。
労働基準法で定まっている範囲の勤務ですが、正社員については勤務外でもより良い呉服屋になるために自助努力できる人を歓迎します。
労働基準法の観点からも、仕事外ですから当然業務をするのではなく、自分に必要と思うことを学んでほしいという意味です。なぜならば呉服業界という昭和50年代の最盛期から6分の1にまで縮小している業界に身を置こうとされているわけで、下りエスカレーターを駆け上るような努力をしないことには二十八も生き残れませんし、業界で働く人間として成果を出せるようにはなれません。そして転職しようにも、人生の時間を捧げるに値する呉服店というのは世に多くありませんし、他業界に行こうにも使えないスキルしか持てません。
呉服業界には何十年と働いていても、自分が扱っている商品について詳しくないという人が山ほどいます。
二十八の中で、そんな仕事人は絶対に生み出したくない。だからこそ必然的に自分で努力する人しか、入っていただけないのです。起きている間だけではなく、寝ている間も着物のことを夢に見るぐらいに向上心のある人はぜひご応募ください。
そのように言いつつも、近所にお住まいで子育てなどをしながら柔軟に働きたい、ついでに着物について詳しくなりたいという方もアルバイトとして気軽に働いていただくことができます。
将来は世界に出て、着物文化、日本文化を一緒に発展させましょう。
募集要項
◉雇用形態
・正社員:最初は期限付き契約となります。キャリアアップの講座などを受講し、勤務状況を鑑みて正社員になれます。新卒採用も同様です。
・アルバイト:時給1,000円スタートですが、できる仕事が増えることで時給はアップします。
・中学校卒、高校卒も歓迎します。能力に応じて大学卒と同じ給与です。
◉仕事内容
全ての業務において活躍してもらう予定です。
販売を中心として、京友禅の製造管理、西陣織メーカーとの調整、ウェブ・SNSの管理、経理など、何でもできる方を求めています。
販売業務については、未経験者には無理なので補佐程度です。熱意がある方は学ぶこともできます。全ての業務についてできるように教えます。
職人希望者も可能です。職人仕事を頼むのは先になると思いますが、呉服店・悉皆屋の業務内容を行うことで、将来の制作に必ず生かせます。これからの職人は呉服屋業務もこなしながら、長く安定した仕事をするのが一つの理想型かと考えます。
◉経験者
・呉服屋での勤務で、理屈の通らないことに疑問を感じていた。
・これまでの経験を捨てられる。
・着物が好きである/接客が好きである。
・二十八の考え方に完全に共感できる。
◉未経験者
・着物に強く興味が持てる。
・業務上、さまざまな強みがある。
◉共通事項
・素直である。
・言い訳をしない。
・学ぶ力がある。
・粘り強い。
・へこんでも気持ちを切り替えて前に進む。
・頭をぶつけることをおそれずに、前向きに走ることができる。
・向上心がある。
・IT、SNS、デザイン、マーケティング、広告、経理、総務などで強みを持っている。
ご応募、心よりお待ちいたしております。