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コラムColumn

京ごふく 二十八(ふたや)より御礼申し上げます。

2014/12/30

本年は、京ごふく 二十八(ふたや)を立ち上げた年ながら、皆様には大変ご愛顧頂きまして心より感謝申し上げます。

 

先日、お客様に納品させて頂く折、

「少し表現が難しいですけれど、何だか売り物じゃないみたいですね。」

という御言葉を賜りまして、常になく嬉しい気持ちがこみ上げて参りました。ただ店に並んでいるだけの立派な訪問着などと異なって、気持ちがこもっているという意味合いに受け取っております。またお客様が制作途中のブログ記事をご覧くださっていましたので、その点でも強く思い入れをお持ちくださったのかも知れません。

 

以前、二十八(ふたや)のツイッターで

“二十八(ふたや)の着物や帯はお召しになる顧客の事だけを一生懸命に考えて、職人さん達と原が作っています。それは祇園の料亭の味というよりも、京都にいる親戚か親友の家に行った時に振舞われる料理にとても似ているかも知れません。”

というような事を書きました。そして私自身、これまで経験した事のないような深い思い入れを感じながら製作し、お品物をお納めしております。丹後や五泉に白生地を買い付ける事から始まって、お客様の御要望やお好みを真剣に考えながら下絵を描いてもらい、雨でも雪でも、京都で職人さん回りを重ねていれば、「心をこめよう!」なんて思わなくても、自然に心をこめた品物になるようです。私も情熱をかけて品物を作りますので、是非お客様だけのお喜びを感じて頂けましたら、ごふく屋冥利に尽きる事で御座います。

皆様にも来年、最高の着物、帯とともに、着物でしか感じられないお喜びをお届け致します。

また本年は振袖を作っていないので、来年は振袖で人生の晴れ舞台にふさわしい最高のお喜びをお届けしたいと存じます。

 

皆様が良いお年をお迎えになられますよう、感謝を込めまして心より御祈り申し上げます。

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この記事を書いた人
原 巨樹 (はら なおき)

京ごふく二十八代表。2014年、職人の後継者を作るべく京都で悉皆呉服店として起業。最高の職人たちとオーダーメイドの着物を作っている。

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