single.php

職人と悉皆屋Column

色による「区別」 ~その1~

前回までは柄による「区別」でしたが、今回は色による「区別」です。
まずはこちらの画像を見てください。
iro-1.png
 
左図はもちろん区別ができていません。
黄緑色の着物に青磁色の帯なので、微妙な区別はありますが、これではやはり不十分です。
ではどうすれば良いのか。
 
右図を見てください。着物は少し黄緑色を抑えていますが、このコーディネートは朱色の帯を合わせることでしっかりと区別ができています。
この場合、“色相”を変える事によって区別を強調しています。色相についてはまた追って説明しますね。
 
 
簡単すぎましたか?
でも実際の着物のコーディネートではこんなところで引っ掛かっている方も多いんですよ。
ひとまず今回はこんなところで。。。

LINEやFacebookからでも
お問い合わせを受け付けております。

LINE

FB

FB

この記事を書いた人
原 巨樹 (はら なおき)

京ごふく二十八代表。2014年、職人の後継者を作るべく京都で悉皆呉服店として起業。最高の職人たちとオーダーメイドの着物を作っている。

あわせて読みたい記事

人気の記事

きもの部LINE

二十八ブランドブックを
無料でお送りいたします。

お着物をお探しの方、
まずはご相談ください。

京ごふく二十八(ふたや)

受付時間:オープン日は[お知らせ]にて。ご予約制