コーディネートの『極意』 : 区別と調和の活用
前回は「区別と調和」を使ったコーディネートの判断について触れました。
さて、今回は実際ご自身で帯合わせをした場合に、「何となくイマイチだなぁ」と思う時の解決法についてです。
1.コーディネート判断の視点を分ける。
(格、色彩、柄、素材、ふさわしい年齢)
2.それぞれの視点について「区別と調和」をレベルチェックする。
この順番で判断することによって、何が良くて何が良くないかのはっきりしてきます。例えば格は合っているし色彩も適度に上手くいっているけれども、柄がゴチャゴチャしているから上手くいかないなどの判断です。その場合、お手持ちの帯から、格、色はもちろん、より調和する柄を選ぶのです。
「でもそんな簡単そうに言うけど、自分で判断するのは難しいわよ!」と思われる方もいるでしょう。
たしかにその通りなので、次回は実際にひとつずつ具体例をもってお伝えしていきます!お楽しみに!
京ごふく二十八代表。2014年、職人の後継者を作るべく京都で悉皆呉服店として起業。最高の職人たちとオーダーメイドの着物を作っている。
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