【袱紗】戌年の本年にぴったりです!
いつもブログをご覧いただき有難うございます!
平成30年は戌年ということで、円山応挙が描いた子犬をモチーフに、袱紗を作成いたしました!
ほんの一部ですが、作成過程をご紹介したいと思います。
伏せ糊:背景を塗る前に、柄部分に糊を置くことを言います。
引き染め:背景を染めることを言います。今回は緑に染め上げました。
その後、いくつかの工程を挟み完成です。染めた生地を蒸すことで色が定着し、引き染めの直後とは色の印象も大きく変わります。
とても可愛らしく仕上がりました!
今後、干支袱紗は毎年作成を予定しております!
来年は「亥」ですね。またご注文開始時期が近づきましたらお知らせ致します。
京ごふく二十八(ふたや)について
会社名:株式会社二十八(ふたや)
代表取締役:原 巨樹(はらなおき)
設 立:2014年5月28日
住 所:〒600-8413 京都市下京区烏丸通仏光寺下ル大政所町680-1 第八長谷ビル2F
事業内容:京友禅の製造販売。和装全般の販売、クリーニング、セミナー業など。
ホームページ:http://futaya28.jp/
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社二十八(ふたや)までお願い致します。
E-mail:hara@futaya28.jp
ご取材はコンタクトフォームからお願い致します。恐縮ながら貴社名もご記入くださいませ。
京ごふく二十八代表。2014年、職人の後継者を作るべく京都で悉皆呉服店として起業。最高の職人たちとオーダーメイドの着物を作っている。
あわせて読みたい記事
-
【青花紙】のご紹介
本日は、京都新聞に掲載されていました「青花紙、担い手育成」に関する記事を、ご紹介します。 まず青花紙(あおばながみ)についてご説明しますと、青花紙とは原料となるアオバナ(オオボウシバナ)の色素を染みこませた和紙のことです […]
-
【染め帯】作成課程のご紹介
こんばんは。ブログをご覧くださり有り難うございます。 京都は、少しずつ暖かくなり、春の花々も咲き始め、ようやく春らしくなって参りました! さて、近頃は、春に咲く花を描いた着物や帯を順次製作しておりました。 […]
-
紋洗い
今回は【紋洗い】という工程について書きます。 一口に紋洗いと言っても、大きくは2通りあります。一つには、クリーニングの一環として、昔のお着物の紋を綺麗にするという作業です。こちらは白地の部分が黄ばんでしまったり、上絵(う […]
人気の記事
-
誰でも一瞬で【付け下げと訪問着の違い】を見分けられる京都の秘伝!
すべて読むと【15分】 流し読みで【5分】 訪問着と付け下げの違いについて、実をいうと、プロの呉服屋でも矛盾なく説明できる人はほぼいません。 これを皆さんが本当に理解しておいてくだされば、それだけ無駄な買い […]
-
呉服店では怖くて聞けない【訪問着 値段の相場】プロが教えるここだけの話
訪問着の値段について、初めて着物を買おうと思われる皆さんは「相場っていくらぐらいなのだろう?」と迷われる方は多くいることでしょう。 ズバッと「いくらぐらいの訪問着を買ってください!」と言えれば良いのですが、着物に対する価 […]
-
【リオ】小池百合子 東京都知事の着物を賞賛すべき8つの理由。
リオ閉会式における小池都知事の着付けや、立居振舞について、ネット上で多くの批判が並んでいる様子を見て非常に驚きました。なぜならば小池百合子さんのお着物姿、完璧と言って良いぐらいの着物選び、コーディネートだったからです。 […]