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創業10年の節目に。

5/28、京ごふく二十八を始めて、10年が経ちました。

5/27海軍記念日、5/29呉服の日、それらに挟まれた日です。

職人の後継者がいないということが、27歳の私にとって、心身の痛みを伴う課題だったので、解決のために呉服屋を目指しました。世界で一番呉服屋になりたい人間だったと思います。

 

2014年に商売を始めて、2020年ごろには京都でも一番の呉服屋になったと思いましたが、それでも規模は小さいまま。需要が縮小しているというのは、こういうことだなーと身に沁みます。よく「京都で呉服屋を始めるってすごいねー」と言われましたが、10年近くも掛かって、その意味することがわかったという。。。賢く分析して脈がありそうなビジネスに向かうことができず、とにかく使命感ドリブンでやってきました。

こういう志向は、「俺がやるならできるだろう」という自信と、わずか10年で京都一の呉服屋だと言い切れる強気によるもので、薩長土肥を有する西日本気質なのでしょう。
でも、本当を言えば27歳の時に思い至ったのは、「僕が人生を賭してやるので、もしそれでも着物がダメだったら、日本の先輩たち、皆んな勘弁してください」という気持ちでした。2000年にわたる日本の衣類を背負う気持ちだったので、天秤にかけたら、自分の人生なんて羽よりも軽いなと。

戦後、沖縄の職人さんたちは、米軍の捨てた麻布を生地に、割ったレコードをヘラにして染めを続けたのにも関わらず、これだけ豊かな現代において着物を残せなかったら日本の恥です。

呉服の道で15年も掛かって、まだこのぐらいにしかなれていないのは悔しい限りですが、職人たちと最高のものづくりができるというタネを作れたことまでは良しとしています。

ここからやり抜くのは、事業を大きく育て、着物の世界で良い影響力を発揮すること。そして、一人でも二人でも若い職人を雇い、育てられるような会社になることです。
皆さんのおかげで、生き甲斐のある人生です。ありがとうございます。

 

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この記事を書いた人
原 巨樹 (はら なおき)

京ごふく二十八代表。2014年、職人の後継者を作るべく京都で悉皆呉服店として起業。最高の職人たちとオーダーメイドの着物を作っている。

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