セミオーダー着物:風の跡
シンプルながら上品な1枚。
豪華な袋帯を合わせても、さり気ない名古屋帯を合わせてもコーディネートできます。紋を入れるかどうかにもよりますが、最近のパーティなどは簡略化の傾向にありますので、紋なしにしておけばカジュアルからフォーマルまで幅広くお楽しみ頂けます。
盡政の七宝柄袋帯を合わせてフォーマルの装い
イエローの名古屋帯を合わせてお出掛け着の装い
全ての流線を金彩で描いてあり、雲母(うんも:白い粉)をベースに砂子(すなご:細かい金粉)を振り、金箔と金粉のくくりを流線に沿えています。金箔のくくりは少し白っぽく光り、金粉のくくりは少し赤っぽく見えます。シンプルに見えて、4つの技法を用いているので、複雑な光り方をして奥ゆかしさが生まれます。
この肉厚の生地が堂々たる風格を演出します。良い地色に染めるためには、引き染め職人の技術と共に、しっかりとした生地が必要です。
盡政の袋帯
名古屋帯ですが、重厚な刺繍を施してあります。
セミオーダーなので、地色違いで承ります。お手持ちの帯に合う地色もセレクトできます。
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京ごふく二十八代表。2014年、職人の後継者を作るべく京都で悉皆呉服店として起業。最高の職人たちとオーダーメイドの着物を作っている。
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