お召し着物/なごや帯
お召しのお着物に、織りのなごや帯を合わせています。どちらも西陣織の品物です。
帯のコーディネートは、着物をトリミングできているかということが一つ大切なこと。こちらのコーディネートでは着物の横段や縞、格子の幾何学柄に対して、帯の草花が自由に遊んでいる様子が対比となっていることも目に優しい理由です。
また、地色は浅黄色のお着物に対して、帯は黒地。それでいて、柄に使われている色は着物、帯とも共通しています。
こんなお着物のコーディネートでしたら、気軽なお食事から観劇などまで、楽しくお出掛けになれる一揃いです。
ちなみにお草履はこちらを合わせて頂きました。シャレ味のあるお草履で、赤い先坪が良いアクセントで華やかでもあります。先坪は小さいパーツですが、お出掛けの気分を上げてくれますね。
きもの部LINE
着物に詳しくなれるココだけの知識、
セミナー&イベント情報をお届けします!

京ごふく二十八代表。2014年、職人の後継者を作るべく京都で悉皆呉服店として起業。最高の職人たちとオーダーメイドの着物を作っている。
人気の記事
-
誰でも一瞬で【付け下げと訪問着の違い】を見分けられる京都の秘伝!
すべて読むと【15分】 流し読みで【5分】 訪問着と付け下げの違いについて、実をいうと、プロの呉服屋でも矛盾なく説明できる人はほぼいません。なぜならば販売現場だけでなく、着物ユーザーの実際、友禅の製造現場まですべてを知ら […]
-
[2020年]呉服店では怖くて聞けない【訪問着 値段の相場】プロが教えるここだけの話
訪問着の値段について、初めて着物を買おうと思われる皆さんは「相場っていくらぐらいなのだろう?」と迷われる方は多いものです。 ズバッと「いくらぐらいの訪問着を買ってください!」と言えれば良いのですが、そこはお買い物をするお […]
-
決定版!【着物の種類】は完全制覇!着物の13種類をプロが徹底解説!
「着物に挑戦したい」と思っても、種類が豊富な和服は初心者にはどれを選べば良いのか悩ましいもの。 本記事では「着物の種類や特徴」「帯の使い分け」について、たっぷり解説します。女性の着物だけではなく、男性の着物についてもご紹 […]